初心者の株式投資基礎講座

株式投資の利益

 株式投資の利益は大きく分けてインカムゲインキャピタルゲインの2種類に分類されます。

インカムゲインとは

 インカムゲインは、先ほどのページで説明した「配当金」や「株主優待」による利益のことです。 インカムゲインでは会社の営業活動によって得た利益の一部を定期的に株主に還元します。

 その還元率(配当率と株主優待の価値)は年間で株価の数%程度の場合が多く、2018年現在では銀行に預金して得る利息(某メガバンクの普通預金で0.001%)に比べて圧倒的に高くなります。

 例えば年間の配当金と株主優待の価値を併せて4%の利回りになる場合、株価が変動せず同じ配当金と株主優待を続けるとすれば25年で投資した金額と同じだけの見返りが貰えるという事になります。 (配当金の課税は考えないとして)

 ただし、企業の業績や景気動向によって株価や配当率も変動します。 そのため、過度にインカムゲインに期待しすぎないように注意が必要です。

キャピタルゲインとは

 キャピタルゲインは株券の売買の差額によって生じる利益のことです。 例えば100万円で購入した株が150万円で売れたとすると差額である50万円がキャピタルゲインにあたる利益になります。

 インカムゲインが年間で数%であるのに比べ、株価は年間で数十%程度の変動があることから株式投資をしているとキャピタルゲインによる収支の方が多くなる傾向があります。

 ただし、株価の変動は当然下方向にも動きます。 インカムゲインはマイナスになる事はありませんが、キャピタルゲインではマイナス収支、つまり損失になる事もあります。

キャピタルゲインとインカムゲインはどちらを重視するべきか

 投資のスタイルによっても変化しますが、概ねデイトレードや短期投資で株を売買する場合は、キャピタルゲインが重視され、長期の投資になればなるほど、安定したインカムゲインを重視する傾向があります。

 株価は景気動向によってもかなり左右されるため、景気が悪いと投資家の積極的な株式投資は敬遠され、景気が上向くと先高感から積極的に株に資金が流入します。

 そのため、景気が悪くなり株価が安くなるとインカムゲイン、つまり株価に対しての配当の割合は高くなり、キャピタルゲインは株価の上値が重く利益につながりにくくなります。 逆に、景気が良くなると、先高感から株価が上昇するためキャピタルゲインを得やすくなり、株価が上がった分インカムゲインの割合は小さくなります。

 ですからどちらを重視して取引きをするというよりは、景気の動向に合わせて収益の出し方を変化させるのが正解だと個人的には思います。

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