初心者の株式投資基礎講座

保有株がストップ高したら

 株式投資をしていると、保有株がストップ高をする事があります。嬉しい悲鳴でありますが、この時の対応次第で収益に大きな影響が出ることもあるので非常に難しい判断を迫られる状況にもなります。

 今回はそんな保有株がストップ高した時にどう対応したら良いのかを、管理人なりにまとめてみました。

ストップ高した理由を調べる

 保有株がストップ高した時には「なぜ」そうなったかを調べるのが最優先です。なんとなく早期に利益確定してしまって、実は大きな好材料が出ていたとなったら得られたはずの大きな利益を逃してしまうかもしれません。

 とはいえ、保有株に何があったかなんて慣れていないとすぐには調べられないでしょう。そこで一般的に株価がストップ高するような情報を調べるのに効率的なのは次の3つです。

適時開示情報をチェックする

 上場企業のIR情報がいち早く掲載されるのは、この適時開示情報です。まずはストップ高した銘柄が何かを発表していないかを調べてみましょう。

主な要項:業績の発表、業績の修正、自社株買いの発表など

会社のHP(ホームページ)を確認する

 IR情報に掲載されるほどではないけれど、会社の経営に関係することは会社のHP(ホームページ)には掲載されているかもしれません。そういった情報をチェックするには、やはり会社のホームページが一番です。

チェックできる主な要項:新製品のリリース情報など

ヤフー掲示板をチェックする

 ヤフーファイナンスの掲示板では、色々な人がその銘柄についてのコメントを書き込んでいます。中には情報通の人もいるので、ストップ高するような情報があれば書き込みがある可能性が高いです。

チェックできる主な要項:IR開示情報、製品のリリース情報、株式ニュース等の掲載

 以上、3つの内容をチェックすれば、理由があるストップ高の場合は大体判明すると思います。逆に、それでも理由が判明しない場合は能動的な理由のないストップ高の可能性が高いと思われます。

ストップ高の理由がなかった場合

 では、そのストップ高に理由がなかった場合はどう考えればいいのでしょうか。その場合は、会社が何か行動を起こしたというのではなく、投資家の方が何らかの理由で積極的に株を買っていると考えるのが一般的です。ではその理由として考えられるのは何でしょうか。

株価の見直し買い

 株価が極端に割安だと判断された場合には、一気に買い数量が増加しストップ高になる事があります。元々割安と思っていた投資家が出来高の増加に伴って上値を買っていくような状態です。

確認できない記事が出ている

 特定のアナリストや評論家などによる記事が出ている可能性も考えられます。大きな記事であれば、ヤフー掲示板などで誰かが書き込んでくれる可能性も高いですが、小さな記事や有料情報の場合にはわからない場合があります。

機関投資家などの仕込み

 見直し買いと似ていますが、この場合は仕手株的な仕込みと考えてください。仕手株とはある特定の株を買い上げて株価を何倍にも上昇させる行為です。そういった場合は、数週間から数カ月のスパンで仕込みが入りますが、その仕込みや買い上げに際してストップ高することが多々あります。

保有株を改めて評価する

 保有株がストップ高するという事は、株価が一気に10数%から20数%ほど上昇したことになります。

 そのストップ高に理由があるとしたら、その理由がそれに見合うだけの材料になるのかを客観的に考えてみましょう。理由がなければ、現状でそのストップ高をした後の株価が自分自身にとって割高なのか、それともまだ割安だと捉えるのかを再評価してみましょう。

売り時は過去のチャートも判断材料に

 再評価することは大切ですが、それだけで売買を判断するかというのは少し違います。ストップ高した銘柄に関しては、あなただけでなく他の投資家にも再評価されるということでもあります。そうなると株価に対する基準は時と場合によって大きくブレる可能性もあります。ですから、売買の判断基準にはその保有株の過去のチャートも参考にしてみましょう。

 たとえば、1年や2年程度の期間の中でストップ高したことがあればその後の動きもチェックして、今回のストップ高の今後の動きの参考にしてみましょう。もし、過去のチャートでストップ高のあと、数日程度で株価が戻るような動きをしているのであれば、保有株の一部だけでも売却して利益を確定してもいいかもしれません。

 ストップ高のあとに、しばらく上昇を続けるようなチャートをしているなら、今回も少し様子を見ながら売却を考えても良いかもしれません。一概に正解はありませんが、過去のチャートは大きなヒントになる場合があります。

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