貸借対照表の分析

 では貸借対照表から、どのように企業の良し悪しを判断すれば良いのでしょうか。 判断のためのいくつかの大切な指標があります。

貸借対照表
資産:100 負債:50
純資産:50
 資産合計:100 負債+純資産:100
自己資本比率(%)=自己資本÷総資産(自己資本+他人資本)×100
 つまり、会社の総資産の内、返済しなくてよい資産がどれだけあるのかという割合です。 厳密には少し意味合いが違いますが、上の表の「負債+純資産」にたいして「純資産」がどれだけ占めているかということです。
 当然この自己資本比率が高ければ高いほど、企業は資金に余裕があるということになります。 逆にこの割合が低かったりマイナスだった場合は、返済しなければならない資金に頼らなければならなくなり、経営状況に不安が募ります。
 業種や規模によっても変わりますが、自己資本が50%を超える企業は安全だと言えるでしょう。 逆に20%を下回るような場合は、少し不安が出てきますので、何故そうなっているのか調べた方が良いでしょう。
流動比率(%)=流動資産÷流動負債×100
 流動比率は1年以内に返済しなければならない短期負債に対して、どれだけの流動資産があるかという比率です。 100%を超えていれば、短期資金だけで返済が可能ということですから安心出来ます。
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