テクニカル分析とは
テクニカル分析とは、過去の値動きやデータから、これから先の相場展開を分析することをいいます。 投資においては先を読む能力が、直接的に利益に繋がりますので、このテクニカル分析による投資判断は重要かつ必要不可欠です。
特にデイトレードやスイングトレード、短期投資など一日から数か月程度の短期投資には、ファンダメンタルズ分析よりもテクニカル分析による投資判断の方が重要視されます。
テクニカル分析の分類
テクニカル分析はその性質から大きく2種類に分類されます。 「トレンド系」と「オシレーター系」です。
- トレンド系テクニカル分析
- トレンドとは相場の方向性のことです。
株価は上昇、下降、長期、短期に関わらず、その値動きは波のように動きます。
このタイプのテクニカル分析はその波の動きを読み取る分析手法です。
主なものに次の指標が挙げられます。
・移動平均線
・一目均衡表
・ボリンジャーバンド
・パラボリック - オシレーター系テクニカル分析
- オシレーター系は、現在の株価が買われ過ぎか、売られ過ぎかを判断するための分析手法です。
主のものに次の指標が挙げられます。
・RSI
・RCI
・ストキャスティクス
・MACD
テクニカル分析の注意点
テクニカル分析とセットで必要なのは損切のラインを定めることです。 なぜならテクニカル分析はあくまでチャートの形や株価から確率や統計で求められた基準に過ぎません。
そのため、「〇〇の確率でこう動く」という信頼性もありますが、当然少ない確率に動く場合もあります。 一旦そうなってしまうと、また新しい分析が必要となることから、テクニカル分析で株の買う時は損切りのラインも定める方が効果的でしょう。