初心者の株式投資基礎講座

新興市場バブルで私が失敗したこと

 2004年に投資を始めて、そこからライブドアショックが起きる2006年まではまさに新興市場のバブルでした。 新規に東証の新興市場である東証マザーズに上場した銘柄は一気に値を上げ株価は何倍にもなり、多くの新興市場の銘柄の大半がどんどん株価を上昇させていきました。

 私が株式投資を始めたのは、そんな素敵な時代でした。 株式投資は突き詰めれば上げるか下げるかを判断するだけの50:50の世界。 そんな中のバブル状態。普通に考えれば初心者でもそれなりに利益を出せて楽勝モードになり得る相場でした。 しかし、あろうことか私はその2年間、新興市場に投資をしながらも利益どころか損失を出し続けていました。

新興市場バブルで損失を出した私の失敗

 一体なぜそんな好況な市場で損失を出してしまったのか。 その理由はとてもシンプルなことです。 『ある銘柄に入れ込み過ぎて、そこに投資資金の大部分を注入していたから』です。 それは10数年株式投資を続けている私が今でも変わらずに思う大切な教訓『特定の銘柄にこだわりすぎない』とまさに真逆の事をしていたのです。

 ちなみにその銘柄は今は非上場になった”CHINTAI”という銘柄でした。 おそらく出会いは2004年末頃だったと思うのですが、とある株式投資の情報雑誌でアナリストが推奨していた銘柄だったからです。 「業績は好調、○○万円まで推奨」といった文言と、自分でもそれが割安で伸びると思ってしまった私は、当時の投資資金の7割くらいをそこに入れてしまったのです。

 たしか1株14万円くらいで購入したと思いますが、ほんの一瞬上昇したのですがその後ジリジリと値段を下げて、数日後には12万円。そこからもジリジリと値を下げ数か月から1年程度で10万円、8万円と下げていきました。

 今ならそんな銘柄を損切りせずに保有するなんてマネはしませんが、当時の私はいつか上げると信じてその銘柄を保有し続けていました。 これは投資家としては最も愚かな行為の一つです。

 さらに他の投資で出た利益を、またその銘柄に追加投資という愚行も繰り返し、結局2年間ほどは年間の利益はマイナスになっていたと思います。 これが私の投資初心者の時期の大きな失敗です。

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