臆病な私が仕事を辞めて株式トレーダーになった理由

 自分で言うのも何ですが、私は極めて警戒心が強い性格です。そんな私が何故、仕事を辞めて株式トレーダーになったのか。ちょっと書いてみたいと思います。

 専業のトレーダーになったことを知人に話すと、「仕事を辞めて不安定な株式投資を始めて怖くないの?」とか「一か八かの人生だよね?」と言ったような事を頻繁に言われます。

 そんな時に私は「まあ、好きなことだし、やりがいもあるから」と、当たり障りのない返事をすることが多いのですが本音は少し違います。本音を言えば「サラリーマンとして生きる方がリスクが高い」と。

 そう考える根拠は「サラリーマンとしての私の能力は高くない」「40年以上も安定した業績を維持する企業は少ない」「給与による収入は多くても年間1000万円程度」「世界経済、日本経済は衰退の過程にある」と考えるからです。それだけの条件が揃っていると思うと警戒心の強い私には、企業に属するという選択は選べませんでした。

 逆に株式投資にはそれらに対応する術があります。上の条件と比較するならば「過去の投資経験と実績から株式トレーダーとしての私の能力は低くはない」「企業より株式市場が40年間存続する可能性の方が高い」「株式投資による収入は技術や能力次第でいくらでも増やせる」「経済が衰退したとしても、必ず成長する業種や企業は存在する」といった具合です。

 そうした根拠から、臆病な私がこれから先の何十年の生活を安全かつ豊に迎えるためには、株式トレーダーとして生きる方が確実性が高いと考えたのが理由です。