超高速取引(HTF)について

 ここ数年、株式市場でもプログラムによるアルゴリズム取引が頻繁に見受けられるようになりました。

 注文や取り消し、指値訂正などが異常に早いこの取引はHFTと呼ばれ、いつの間にか株式市場に浸透していきました。

 最初の頃はこの存在に気付かずに、とんでもない注文をする奴がいるなと思っていたのは良い思い出です。

 自分が指値で出した注文のすぐ上に注文を出され、値段を変更してもノータイムで上に被せてきてイライラしたのを覚えています。

 そんな超高速取引(HTF)による取引がすっかり当たり前になった今もイライラする事は当然ですが、逆にこの動きが株価の変動を予測する一つの手段にもなりました。

 プログラムを使用したアルゴリズム取引を行うにはそれなりの資産や設備がないと難しいため、大きな資金の流れとして考えれば素直にHFTの動きに乗るのも大きな相場の見極めのポイントになります。

 ただ、普段の出来高に比べて極端に大きな売買注文を細かく動かすHFT自体は市場操作の観点からどうなんだと考えていますし、無いに越したことはないとは思いますが文句を言ってもどうにもならないので、 2014年現在に取引をする以上はこれが存在している事を認めて、その特徴を読み取る努力をする必要があると思います。